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6月のお勧めスポット

称名滝(&ハンノキ滝)と蜃気楼(しんきろう)

今回は、山と海の2つの観光スポットを紹介します。

称名滝の写真。より

まずは、立山山麓にある称名滝。称名滝は落差日本一をほこる(350m)滝で、水飛沫を浴びての壮観な景観はすごいの一言。
滝は4段に分かれ、夏には虹がかかって暑さも忘れる美しさです。今年は5月19日に滝に通じる道路が開通し(5月〜11月、他期間は雪で閉鎖)、その景観を楽しむことができます。

また、今は、雪解けや梅雨の時期しか現れないハンノキ滝が見られ、双方の雄大な滝の競演を楽しむことができます。雄大な大日岳を背景に、残雪残る山の谷あいの中、現実を忘れて引き込まれること請け合いです。

では、時間も無いので(?)、次、蜃気楼いきます。
えっ?しんきろう?…。蜃気楼って砂漠でしか見れないでしょう?
と思う人も多いことでしょうが、ここ、富山ではそうではないのです。富山では、砂漠ではなく、海でこの蜃気楼を見ることができるのです。

蜃気楼の写真。魚津市HPより

蜃気楼が海に見えるのは全国的にも珍しく、ここ富山でも、おもに4月から6月にかけて、さまざまな条件が整った上で、魚津周辺でしか見ることができません。

では、なぜ、海に蜃気楼が見えるのでしょうか?…一言でいうと、光の屈折によって起こる現象です。光は、温かい空気から冷たい空気へ入るとき、あるいは、冷たい空気から暖かい空気へ入るときに異常屈折して、対岸の風景が海面に映ることがあるといわれています。

富山湾には、春は立山連邦の冷たい雪解け水が流れ込んで、海の表面は温度が低くなっています。そこへフェーン現象による温かい空気が流れ込み、蜃気楼が見える条件が揃うというわけです。
また、冬はこの逆で、海面が比較的温かいところに冷たい空気が入ってきて蜃気楼が見えることがあります。このように、蜃気楼は春でも冬でも見えるのですが、暖かい空気と冷たい空気の温度差が大きいほど現れやすいといわれています。

春の蜃気楼は、4月〜6月。
暖かく晴れ、北からの微風が吹くような日。橋げたが立ち並んだり、ナイアガラの滝のように見える蜃気楼が現れることがあります。暖かい空気と、海面に接する冷たい空気の層の境目で、光りの屈折が起きると、実像の上側に虚像が現れて蜃気楼となります。

冬の蜃気楼は、12月〜3月。
気温が海水温より低いときによく現れ、対岸の風景が伸びたように、あるいは水平線から離れて浮いたように見えたりします。春とは逆に、実像の下側に虚像が現われます。

どうです。あなたも自然の不思議な神秘を実際に体験してみませんか。もし、見られたらあなたはものすごい幸運の星の下に生れた人と言えましょう。なんせ、私も見たことがないのですから。


称名滝(しょうみょうだき)  
立山町:5月〜11月までは立山駅から直通バスが運行される。

蜃気楼  
(問合せ先)魚津市商工観光課:0765-22-2200、魚津市観光協会:0765-22-1200
魚津市ホームページ:http://www.city.uozu.toyama.jp/

蜃気楼予報  
魚津市では、蜃気楼出現予測を出しています。参考に。
蜃気楼出現予測page:http://www.wni.co.jp/mic/docs/shinki.html/


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