弥陀ヶ原の散策

富山を代表する観光資源、立山。この神秘の山の大自然が見せる、四季のさまざまな姿は、言葉ではとうてい表せないくらい、とてつもなく美しい。今回は、この立山のすばらしい自然の一片を紹介します。また、今回は珍しく、プレゼント情報もあります。（現在は終了しました。）

冬の間、雪に埋もれていた立山は、アルペンルートの開通によって春が訪れるのです。平地では、すでに春たけなわ。鯉のぼりがはばたき、砺波では、チューリップフェアが５月７日まで行われています。しかし、立山はまだ白一色の雪景色。下界とはまったく異なる景色に感動を覚えます。
富山から黒部ダムを通って長野県の大町までの、いわゆる立山黒部アルペンルートは、４月２０日に、全線開通しました。NHKでもやっていましたが、立山の春の名物、室堂近くの”雪の大谷”の雪壁すごかったですね。今年は例年より雪が多くて、２０メートル以上の雪壁ができているそうです。このアルペンルートを通って黒部ダム巡りをするのもいいのですが、今回はそれより麓よりの弥陀ヶ原を紹介します。

弥陀ヶ原は、標高２，０００メートル、６０平方キロメートルにわたる、この標高としては日本最大の面積を誇る大平原です。この大平原にも、この時期にはまだ１０メートルもの積雪があります。ここで、春スキーをやるなんてのはどうですか？

もちろん、いわゆるゲレンデがあるわけではありませんし、リフトもありません。でも、本当の自然に囲まれた中で、自然を満喫しながら滑るなんてステキだと思いませんか？
そうはいっても、斜面を歩いて登るなんて大変では？・・・大丈夫。弥陀ヶ原から天狗平までは、スキーバスが運行されていて、スキーヤーを運んでくれます。ゲレンデスキーでは味わえない、雄大なロケーションの中でのスキーやボードはたまらない魅力です。

また、弥陀ヶ原周辺での歩くスキーもいいですね。山登りが好きな人にはたまらないと思いますよ。ノルディックスキーは、弥陀ヶ原ホテルで貸し出ししてますのでスキーを持ってない人でも大丈夫。雄大な立山連邦を眺めながら気軽に楽しんでください。

こういった春スキーは、６月中ごろまでできます。でも、雪が解けた後もトレッキングで楽しむことができるんです。大小さまざまに発達した湿原の中、高山植物、昆虫を観察しながら、整備された遊歩道を自分のペースで歩くのはいかがでしょう。
また、秋には山頂から麓に向って見ごたえ有る紅葉前線が下っていきます。

問合せ：立山黒部営業本部  TEL076-432-2819

弥陀ヶ原ホテル  TEL076-442-2222
（宿泊）１泊２食：二万円〜（スキー貸しだし）3,000円/日
＊ここで、耳よりな話。
今回紹介した、弥陀ヶ原ホテルの宿泊割引券（一泊二食で二万円を1万三千円に割り引き）を５名の方にプレゼント。
締切り1999年5月31日、応募多数の場合は抽選。発表は発送を持って代えさせて頂きます。
本券一枚で4名様まで利用可能。（本年11月まで使用可能、連続なら何泊でもOK）
欲しい方は、住所、氏名、年齢、電話番号、感想、メールアドレスを明記の上、下記アドレスへ
present@gyoza.to

スキーバス  4/22〜5/14
1日９往復、弥陀ヶ原から天狗平までフリー乗車可能
スキーバス一日券：平日1,000円、土日2,500円