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3月のお勧めスポット

ほたるいか

今回は、海からの神秘なおくりものである「ほたるいか」を紹介します。

ほたるいかは、富山湾でのみ捕れる大きさ5cm程度の小さな「いか」ですが、特徴的なのはその名の通り、ほたるのように光る世界的にも珍しい海洋生物(国指定の特別天然記念物)です。こんな小さなイカなのに1000個もの発光体があって、その光る姿は幻想的で、言葉に表せないくらい美しく感動すら覚えるくらいです。

発光するほたるいか(5K).jpg

このほたるいかは、毎年3月から5月ごろまで産卵のために浅瀬によってきます。このため、ほたるいか漁は4月に最盛期を迎えますが、ほたるいかを囲い込んだ網の網起しの美しさは圧巻です。ほたるいかの大群が放つ無数の青白い光が暗い海に乱舞する姿は、もはやこの世のものとは思えないくらいです。光は電球の白い光と違い、むしろ青い色といえましょう。この色がより幻想的な雰囲気を醸し出すのではないでしょうか。
このほたるいか漁の網起しは海上観光として実際に見ることができます。4月ごろ富山に来る事があれば、是非、出向かれることをお勧めします。(詳細下欄)

海上観光もいいのですが、このほたるいか、実際に自分で捕まえることもできます。富山湾でも富山から滑川に掛けて、この時期、条件が整えばほたるいかは海岸沿いに寄って来る(地元では、ほたるいかの身投げと言っています。)ことがありますので、自分の手で網ですくうことができるのです。
ただ、毎日寄って来るわけではなく、夜中(午前0時以降)の波の無い静かな日でないとダメなんです。この条件に合う日があまりないので、ほたるいかにお目にかかれるのは困難かもしれません。しかし、網ですくって(手で取って)、そのまま海水で食べるほたるいかの生造りは最高です。そう、ほたるいかはその姿が美しいだけではなく、味も美しいのです。

ほたるいかミュージアム外観(3K).jpg

このほか、「ほたるいかミュージアム」(12月に紹介したタラソピアに併設)では、水槽でほたるいかが発光する姿を見ることができますので、夜中に海へ行けない人はここで、幻想的な姿を見るのもいいのではないでしょうか。
ここでは、展示ホールでほたるいかの隠された秘密が詳しく説明されているほか、イリュ―ジョンシアターでは映像で、ライブシアターでは直接その生態を体験することができます。なかなかおもしろいですよ。

死ぬ前に是非見たいものです。ほたるいかの美しい光を。


ほたるいか海上観光  滑川市観光協会 TEL076-475-0100
大人3,000円、小人2,000円/4月15日〜5月7日/所要時間約1時間(出航午前3時)/悪天候の場合は欠航

ほたるいかミュウジアム   TEL076-476-9300
開館時間10:00〜17:00/入場料:大人600円、中学生以下300円(ただし、3月20日以降は大人800円、小人400円) 
(交通)車:JR滑川駅から海へ5分(道の駅ウェブパークなめりかわ横)