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11月のお勧め温泉

深谷温泉

今月は金沢の深谷温泉を紹介します。住所が金沢市なので、「えっ、富山じゃないの?」と思われそうですが、小矢部からちょっと行ったとこで、実際はほとんど富山みたいなもんです。(まあ、堅いことは言わんで。)

深谷温泉の全景写真(深谷温泉「石屋」Pより)

今回は深谷温泉の中の、元湯の石屋に入ってみましょう。(写真左)

ここは、百万石の城下町金沢から人里離れた静かな山峡に位置して、美しい自然に包まれながら金沢の洗練された伝統文化を味わうことができる、まさに金沢の奥座敷というにふさわしい湯宿です。

この温泉は、千二百年前の天平年間にあの有名な高僧行基が発見し、約七百年前、日蓮上人の高弟日像上人によって薬効が世に紹介されたと伝えられています。
江戸時代には加賀藩が藩をあげて開発し、藩士や町家の人々に広く愛用されてきたとのことです。

このようにここは、先月紹介した天竺温泉と違い、とっても歴史の長い(と言うか、深いと言うか)温泉なんです。開湯千二百年、これを聞いただけでも行きたくなったでしょう。

温泉の泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉で、神経痛、五十肩、痔疾、冷え性、慢性皮膚病、慢性消化器病などに効くそうです。飲めば腎臓病、高血圧、甲状腺機能亢進症などにもいいのだとか。

お湯は39℃でややぬるめ、長く入るには丁度良く、ゆったりできます。お湯の色はなぜか黒っぽいのです。これが身体に良いのか?はわかりません。
露天ふろもあります。が、ちょっと狭いのが難点です。外の景色はとってもいいので、もったいないくらいです。もっと広くてもいいかなあ。

しかし、ここには、とんでもない目玉があるんです。そう、写真の通り、能の舞台があるんです。
加賀藩前田家では、歴代藩主が能の発展に力を注いできました。そういう歴史的背景もあってか、石屋では能をこよなく愛し、能の舞台をつくったようです。緑深き山あいに、幻想的な幽玄の世界が広がってとっても風情があるんです。(茶室もあり。)

この舞台を使って、能や唄の会などを開いたりしてます。風呂に入って、酒を軽く飲みながら会を楽しめば、もう、とっても幸せな気分になるのはまちがいなしよ。


深谷温泉 元湯 石屋  
石川県金沢市深谷町チの95の甲   tel:076-258-2133
交通:北陸自動車道金沢東インターから国道304号線で小矢部方面へ、不動寺の手前堅田信号を左折してすぐ(北陸自動車道小矢部ICからもOK)

施設:  
客室:26室
宴会場:大広間100畳舞台付き、中広間30畳、ほか能舞台、茶室あり
駐車場:乗用者50台、バス5台